Difyは、ノーコード・ローコードでAIアプリを作成できる人気のAI開発プラットフォームです。
中でも最も手軽に始められるのがAIチャットボットの作成です。
AIチャットボットを活用すれば、
- お問い合わせ対応
- FAQ対応
- 学習支援
- 社内ヘルプデスク
などを自動化できます。
本記事では、Dify を使ってAIチャットボットを作る方法を初心者向けに解説します。
完成イメージ
今回作成するのは、ユーザーからの質問にAIが回答するシンプルなチャットボットです。
例えば、
ユーザー
「Linuxとは何ですか?」
↓
AI
「LinuxはオープンソースのOSで・・・」
といった回答を返せるようになります。
Difyでチャットボットを作る前に準備するもの
まずはDify Cloudのアカウントを作成しておきましょう。
まだ登録していない方は、以下の記事をご覧ください。
チャットボットの作成
1.左側の「スタジオ」をクリックする。

2.右上の「作成」をクリックして、「最初から作成」を選択する。

3.「初心者向けの基本的なアプリタイプ」をクリックする。

4.「チャットボット」を選択。

5.「アプリのアイコンと名前」の欄にアプリ名を決めて入力する。「説明」の欄にアプリの説明を入力する。「説明」の欄は任意なので入力しなくてもOK。

6.「作成する」をクリックする。

モデルを選択する
利用するAIモデルを選択します。
1.右上の赤枠で囲んだ部分をクリックする。

2.「モデル設定」が開くので、一番上の赤枠で囲んだ部分をクリックする。

3.AIモデルの一覧が表示されるので、好きなモデルを選択する。

4.選択したモデルが表示されていることを確認して、✖ をクリックして閉じる。

システムプロンプトを設定する
チャットボットの性格や役割を設定します。
システムプロンプトはチャットボットの品質を大きく左右する重要な設定です。
今回は ↓ のように設定します。
あなたはLinux初心者向けのサポートAIです。 専門用語はできるだけ使わず、 初心者にもわかりやすく回答してください。

チャットテストを行う
画面右側のテストエリアから質問できます。
例
Linuxとは?
Dockerとは?
Rocky Linuxの特徴は?
期待通りの回答が返ってくるか確認しましょう。
1.右下の枠に質問を入力して、右側の ⇒ のボタンを押す。

2.AIの回答が表示される。右上のボタンで質問と回答をリセットできる。

公開する
設定が完了したら
「公開」
をクリックします。
これでAIチャットボットが利用可能になります。
共有URLを発行したり、自分のWebサイトへ埋め込んだりできます。
1.右上の「公開」をクリックする。

2.「更新を公開」をクリックする。

3.「アプリを実行」をクリックする。

4.アプリのページに飛んで、アプリを使用できる。
このページのURLをメモしてブラウザから直接アプリを使用したり、複数人で共有することもできる。

チャットボットの精度を上げる方法
ここまでの設定だけでも利用できますが、さらに精度を高める方法があります。
システムプロンプトを改善する
チャットボットの役割を具体的に指定します。
例
「Linux に関する質問のみ回答してください。」
ナレッジベースを利用する
独自の資料を学習させる方法です。
例えば、
- PDFマニュアル
- 社内資料
- ブログ記事
を登録できます。
これにより、自社独自の情報にも回答できるようになります。
RAGを利用する
大量の資料を検索して回答できる仕組みです。
企業での活用では特に重要な機能です。
活用例
ブログのお問い合わせ対応
ブログによく寄せられる質問への回答を自動化できます。
社内FAQ
社員からの質問対応を効率化できます。
学習サポート
Linuxやプログラミング学習用の専用AIを作れます。
商品サポート
商品情報やマニュアルを学習させることでサポート業務を効率化できます。
Difyチャットボットの限界
チャットボット単体では、
- 独自資料の参照
- 高精度な検索
は苦手です。
本格運用する場合は、
ナレッジベースやRAGを組み合わせることをおすすめします。
まとめ
Difyを使えば、プログラミングの知識がなくてもAIチャットボットを作成できます。
基本的な流れは、
- アプリ作成
- チャットボット選択
- プロンプト設定
- モデル選択
- テスト
- 公開
だけです。
まずはシンプルなチャットボットを作成し、慣れてきたらRAGやワークフロー機能にも挑戦してみましょう。

