Ubuntuの「ライブUSB」とは、PCにインストールせずにUSBメモリからUbuntuを起動できる仕組みです。
Windowsが壊れていても、USBを挿すだけでUbuntuを立ち上げられるので、データ救出やセキュアなネット利用、Linux学習など幅広く使えます。
さらに「永続化(Persistence)」を設定すれば、USBに保存したデータや設定が再起動後も保持されます。
つまり、“持ち運べる自分専用のUbuntu環境” が作れるということです。
用意するもの
| 項目 | 内容 |
| ISOファイル | Ubuntu公式サイトから最新版をダウンロード (公式サイト) |
| USBメモリ | 16GB以上推奨(永続化領域を作るため) |
| Windows PC | Rufusを使ってUSBを作成します |
| Rufus | 無料のUSB起動メディア作成ツール(公式サイト) |
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USBメモリより「ポータブルSSD」もおすすめ
実は、UbuntuのライブUSBを本格的に使うなら、
USBメモリよりもポータブルSSDのほうが快適です。
特に「永続化」を使う場合は、
- 起動が速い
- アプリ動作が軽い
- 保存領域を大きく取れる
- 長期間使っても安定しやすい
というメリットがあります。
最近はUSBメモリ並みのサイズのSSDも増えているのでおすすめです。
おすすめのポータブルSSDはこちら👇
アマゾンで見る手順①:UbuntuのISOファイルをダウンロード
1.公式サイトにアクセスする。「Ubuntu Desktop xx.xx LTS」の「ダウンロード」をクリックする。

2.ダウンロードが開始される。

手順②:Rufusをダウンロード・起動する
- Rufusを公式サイトからダウンロードする。
- Rufusを起動する。
詳細はこちらで!
手順③:ブートUSB作成のための設定項目
| 項目 | 設定内容 |
| デバイス | 使用するUSBメモリを選択 |
| ブートの種類 | 「選択」ボタンをクリック → UbuntuのISOファイルを指定 |
| パーティション構成 | GPT(UEFI用)またはMBR(旧BIOS用) ※どちらか不明な場合はGPTでOK |
| ファイルシステム | FAT32(既定のままでOK) |
| ボリュームラベル | 任意(例:UbuntuLive) |
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手順④:「永続化領域」を設定
Ubuntuの設定や保存データを残したい場合は、ここが重要です。
「保存領域のサイズ」のスライダーを動かして永続化領域の設定を行います。

💡この設定を行うことで、USBを再起動してもインストールしたアプリや保存したファイルが消えません。
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USBメモリとポータブルSSDはどっちがいい?
Ubuntuライブ環境はUSBメモリでも作れますが、
「永続化」を使って本格運用するなら、ポータブルSSDもかなり人気です。
| 項目 | USBメモリ | ポータブルSSD |
| 価格 | 安い | やや高い |
| 起動速度 | 普通 | 高速 |
| アプリ動作 | やや重い場合あり | 快適 |
| 耐久性 | 普通 | 高め |
| 長期運用 | △ | ◎ |
| 初心者おすすめ度 | ○ | ◎ |
特に、
- Linux学習
- プログラミング
- サーバー練習
などを行うならSSD運用はかなり快適です。
最近は👇のようなUSBメモリサイズのSSDもあるのでお勧めです。

手順⑤:作成開始
設定を確認したら「スタート」ボタンをクリックして作成開始します。
完了したら「閉じる」をクリックして終了。
詳しくはこちら!
手順⑥:USBからUbuntuを起動する
- 作成したUSBをPCに挿したまま電源を入れる。
- 起動時に F12 や F2 / ESC / DEL などでブートメニューを開く。
- USBメモリを選択して起動。
- 「try or install ubuntu」を選択。
これでUbuntuがUSBから起動します!
手順⑦:永続化の確認
起動後に以下を試してみてください👇
- デスクトップに「test.txt」を作成して保存。
- 再起動して再びUSBブート。
- ファイルが残っていれば永続化成功!
トラブル対処のヒント
| 現象 | 対処法 |
| USBから起動しない | BIOS/UEFIの「ブート順」を確認。セキュアブートをOFFにする必要あり。 |
| 書き込みエラー | USBメモリを一度フォーマット(FAT32)して再試行。 |
| 動作が重い | USB 3.0ポートを使用、または軽量版(Xubuntu/Lubuntu)を利用。 |
おすすめの活用法
| 用途 | 具体例 |
| システム修復 | 壊れたWindowsからデータ救出 |
| セキュアネット | 銀行・ウォレット操作など安全用途 |
| Linux学習 | コマンド練習・サーバー構築体験 |
| 持ち運びOS | どのPCでも自分の環境を再現 |
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快適に使うならSSD運用がおすすめ
ライブUSBはUSBメモリでも作れますが、
実際に長く使うならポータブルSSDのほうが快適です。
特に永続化によってファイルの読み書きが増えるので、USBメモリよりも読み書きの速度・耐久性にすぐれたSSDのほうが実用的です。
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まとめ
ライブUSBのUbuntuは、
「どこでも安全・自由に使えるマイPC環境」を1本で実現できる優れものです。
永続化設定を加えれば、ファイルも設定も保持されるので、
- Linuxの学習
- サーバー練習
- 非常時のレスキュー
など、幅広く活用できます。
Ubuntu以外のLinuxも同じ方法で作ることができるので、皆さんもぜひ作ってみてください。

