Linux では初期状態だと日本語の筆文字フォント(行書体・草書体)がほとんど入っていません。
そのため、年賀状の宛名を LibreOffice Writer で作ろうとしても、
「楷書体ばかりで、筆で書いたようなフォントがない…」
という状況になりがちです。
しかし、Linux でも 無料の日本語筆文字フォント を追加すれば、
LibreOffice で美しい宛名を書けるようになります!
本記事では、
フォントの入手 → Linuxへのインストール → LibreOfficeで使う設定
までを初心者向けにわかりやすく解説します。
日本語の筆文字フォントを入手する
Linuxで使える筆文字フォントはいくつかありますが今回は、
「衡山毛筆フォント行書」
というフォントをインストールしてみます。
1.公式サイトにアクセスして、「OpenTypeフォントのダウンロード」をクリックする。

2.ダウンロードした Zipファイルを展開する。


Linux にフォントを追加する
フォントを追加するには、 ユーザーのホームフォルダ配下に「./fonts」フォルダを作り、フォントファイルを入れるだけでOKです。
1.フォントフォルダを作る
端末を開いて、下のコマンドを入力する
mkdir -p ~/.fonts

2.ダウンロードしたフォントをコピーする
下のコマンドを入力
cp (フォントがあるフォルダ)/KouzanGyoushoOTF.otf ~/.fonts/
(例 「ダウンロード」フォルダにフォントがある場合)
cp ~/ダウンロード/KouzanGyoushoOTF.otf ~/.fonts/

3.フォントキャッシュを更新する
下のコマンドを入力
fc-cache -fv

エラーが出なければ成功です。

LibreOffice でフォントを確認する
ちゃんとフォントがインストールされたか確認しましょう。
LibreOffice Writer を起動して、フォント一覧の中に下の文字が追加されていれば成功。
「赴蹒雑镍荴荈莓荧赳辑⁏呆 日本語」
(変な中国語みたいな名前で登録されているのでわかりにくいですが、後ろの「日本語」の部分が行書体で書かれているので見分けがつくと思います。)
実際に文字を入力するとこんな感じです。

まとめ
Linux では標準で行書・草書などの筆文字フォントが少ないため、
LibreOfficeで年賀状の宛名を作る際にはフォントを追加するのが必須です。
手順としては、
- 無料の筆文字フォントをダウンロード
~/.fontsにコピーfc-cache -fvで登録- LibreOfficeでフォントを選択して使用
これだけで、Linuxでも美しい筆文字の宛名が作成できます。


